これまで、たくさんの選手の栄養指導を行ってきました。
その中で、『この選手は伸びるな』と感じる選手には共通点があるように感じます。
あくまでも私の経験と主観によるものですが、参考にしていただけたらと思います!
特徴は大きく分けて3つです!
①自分を分析する力
例えば、
栄養士が「補食に◯◯を食べよう!」というアドバイスをした時
“言われたものをとりあえず食べる” ”食べて終わり”の選手もいれば、
“〇〇を食べた時は体の感覚はいいけど、△△を食べた時はイマイチだったな”と、自分の体と食事の反応をしっかり分析する選手もいます。
私が見る限りでは、やはり後者のほうが圧倒的なスピード感で体が良くなっていくように感じます。
そして、分析が日頃からできている選手の方が、
イレギュラーなトラブルやコンディション不良が発生した時に、持ち直しやすいようにも思います。
②自ら学ぼうとする姿勢
言われたアドバイスをただ実行するだけではなく、知識として吸収するということです。
栄養カウンセリングの中で「なぜ?」「どうして?」が多い選手は、物事を基本から理解し吸収していきます。
①の自分を分析する力と似ている部分もありますが、
「自分に合うもの」がみんなそれぞれ異なるからこそ、
自分の体をきちんと把握し、いろいろなものを知り、試し、合うものを取り入れていくことが重要だと感じます。
③素直さ
すごく当たり前のことのようですが、正直これが一番大切なんじゃないかなと感じています。
サポート開始後、取り組みの効果がすぐにでなくても、前向きに取り組んでいける選手は強いです。
人間の体は単純ではないうえ、人それぞれだからこそ、周りのスタッフを含めたチームみんなで一緒に考えながら取り組んでいこうとできる選手の成長速度はとても速く感じます。
いかがでしたか?
あくまで私見ですが、最高のトレーニングや食事、スタッフのパワーを最大限に集約できるのは選手なんだな、と現場で感じることも多いので、今回はこちらのテーマについてお話しさせていただきました!