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【お肉の種類とチョイスするときのポイント】
2021.10.14

お肉の種類は「牛」「豚」「鶏」どれを選べばいいんだろう?

と思ったことがある方も多いはず!

 

結局のところ、それぞれに良いところがあるため、偏りなくいろんな種類を食べて欲しいところ…。

 

今回はそれぞれのお肉の特徴と、たんぱく質以外に期待できる栄養素、摂取におすすめしたいタイミングをまとめてみました!

 

ぜひ日々の自炊や食事選びの参考にしてみてください!

 

①牛肉

まずは牛肉!

 

脂っこいイメージをお持ちの方もおられるかもしれませんが、赤身の部位を選べば、高たんぱくな食材です。

また、肉の色からも分かる通り、赤身の部位は鉄分の摂取も期待できます!

その鉄分は体内に効率的に吸収されるヘム鉄が主です。

 

レバーはビタミンB12も豊富です。

 

ただ、他のお肉に比べると高価なことが多いですよね。

お財布と相談しながらうまく取り入れていきましょう!

 

<栄養素>

鉄分、亜鉛、ビタミンB12 など

 

<こんなときに>

・持久力アップ

・貧血

 

②豚肉

豚肉と聞くと「スタミナ食材」とイメージする方も多いかもしれません。

糖質代謝に必要なビタミンB1を筆頭に、各栄養素代謝に関係するビタミンB郡が豊富に含まれています。

 

味にコクがあるため、煮込み料理にもおすすめです。

脂質が多い部位もあるため、目的に合わせて選ぶようにしましょう!

 

レバーはビタミンAも豊富です。

 

<栄養素>

ビタミンB1、その他ビタミンB郡、ビタミンA など

 

<こんなときに>

・エネルギー消費が多い日

・疲労回復

 

 

③鶏肉

最後に一番お手頃な価格で入手できる鶏肉です!

 

鶏肉は低脂質・高たんぱくな部位が多いので、食材からの無駄な脂質をカットしたい時におすすめです。

脂質をカットしたい時は、特に皮を除いて調理をしましょう。

 

また、他の肉に比べると味もあっさりしているため、食欲がわかない時でも比較的食べやすいのではないでしょうか?

食欲がないからとたんぱく質不足な食事をしていては、筋肉は減ってしまいます。

 

むね肉にはタンパク質代謝に関与するビタミンB6が豊富に含まれるため、筋肉増量のためのトレーニングを積極的に行っている時期にもおすすめです!

 

豚肉同様、レバーはビタミンAも豊富です。

 

<栄養素>

ビタミンB6、ビタミンA など

 

 

<こんなときに>

・減量

・トレーニング期

・食欲不振

 

 

いかがでしたか?

何気なく、価格や気分で選びがちなお肉の種類。

目的をもってチョイスできるようになると、体作りやコンディショニングの結果の出やすさもさらにアップしてきます!

 

 

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奥隅知里

Jリーガー合宿栄養サポート/女子サッカークラブメディカルサポート/Jリーグチームジュニアスクール/自転車競技/陸上競技/女子ラグビー/一般向け健康指導/ダイエットサポート
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