このシリーズでは、プロバイオティクス酵素サプリメントの「アーゼライト」のサポートで、京都大学男子ラクロス部の選手に対して行っている月1回の管理栄養士さんによる栄養指導内容をご紹介していきます。
栄養指導を元にどのような考えのもと、どのような対策と具体的な行動をおこし、どのような結果や課題が出てくるのかをシーズンを通してチェックしていくシリーズです。
「栄養指導ってどうなの?」
「こんな時ってどんなものを食べれば良いの?」
など、実際の栄養指導の内容からヒントと学びを得ることも多いと思います。
目的の違う5名の選手に個人指導を行なっています。
自分の目的に近しい選手の栄養指導内容を見つけてチェックしてみてください。
選手Tの場合
「日々の食事から安定したコンディショニング作り-編- Vol.4」では、選手Tに向けて7月に実施した食事カウンセリングのフィードバックの内容をもとにお伝えします。
【ゴール設定】
試合に良いコンディションで挑める食事
現状の課題
◆4月から取り組んでいることの成果を実感できたので特になし
これまでの取り組み
・朝にバナナとフリーズドライの野菜(味噌汁)を食べる。
・朝、胃腸の疲れが体の疲れにつながっているので、夜のご飯の量を1.5合に減らす。
・一食で摂る肉の量を約150gにする。
・夜のタンパク質の不足をヨーグルトを食べることで補い、胃腸を整える。
・夜食べる量を減らした分、捕食をしっかり摂る。
・発酵食品を摂る。
カウンセリングの内容
どう改善していくか
試合にベストコンディションで臨むために、試合前に意識して取る食事方法。
・食事は試合開始3時間前までには済ませておく。
・1時間前になったらウイダーのみ。
・2時間前に捕食を摂る。
(この捕食にいつもあんパンを選んでいたが、糖分が多く血糖値が上がってしまい疲労を感じやすくなるため、おにぎり1.5個分ぐらいに変更する。)
・試合前には500mlの水分を摂る。
【具体的な取り組み】
◆試合開始3時間前:食事を済ます
◆試合開始2時間前:捕食を摂る(おにぎり1.5個分)
◆試合開始1時間前:ウイダーのみ
◆試合前:500mlの水分を摂る
まとめ
いかがだったでしょうか?
実際の選手の課題とそれに対する栄養士さんのアプローチ、選手の具体的な行動をご自身に置き換えて参考にしてみてください。
栄養指導フィードバックをもっと見る場合はこちらからご確認ください。
栄養指導はアーゼライトの提供です。
次世代のトップアスリートのためのスポーツメディア「アスリートコレクション」編集部です。