今回は、前回と同様にイングランド代表で行われているゴムバンドを使ったハムストリングスとふくらはぎのストレッチをご紹介いたします。
このストレッチは でも行われているコンディショニングトレーニングの一環になります。そして、ゴムバンドを使うことによって横になりながらでも簡単にストレッチを行うことができるのが特徴です。また、ゴムバンドを使って足を回しながらストレッチすることでハムストリングスやふくらはぎの筋肉の内側や外側に満遍なく刺激を入れることができます。
実際のやり方について話していきます。
ストレッチの方法
まず、写真のようにゴムバンドをつま先にかけます。
そこから仰向けになりストレッチをかけたい足を膝をまっすぐにしながら持ち上げていきます。
そして両手でゴムバンドを持ち、少し引っ張りながらふくらはぎからハムストリングスにかけてストレッチの刺激を入れていきます。
さらに広範囲に刺激が入るようにゴムバンドを使って膝を伸ばして持ち上げている脚を回して行きます。
左右10回ずつ回して、逆の脚も同じように行っていきます。
エクササイズのポイント
このストレッチエクササイズのポイントとして一番重要なのはリラックスしながら行っていくことです。特にふくらはぎとハムストリングスをストレッチするときには反対側に位置する脛の筋肉や太ももの前の大腿四頭筋がリラックスして緩んでいることがとても大切になります。
上半身に関しては、腕でゴムバンドを引っ張っていることもあるのである程度の体に緊張は持ちます。ですが、その中でも最小限の力で行って、出来る限り全身がリラックスできるようにすることが大切です。
どんな時にこのストレッチをするべきか
今回のストレッチは、ふくらはぎとハムストリングスのストレッチであるため、ふくらはぎやハムストリングスが疲れているときに行うと効果的です。しかし、この2つの部位をストレッチすることで間接的に他の部位の緊張を和らげることもできる可能性もあります。
その部位とは「腰」になります。というのも、ふくらはぎの緊張やハムストリングスの緊張が腰部の緊張を作り出していることもあるからです。腰が緊張したり、腰痛を持っている人で、腰を直接マッサージしたり、ストレッチをしたりしてもなかなか症状が軽減されない場合にはぜひこのストレッチを試してみてください。
まとめ
今回は、ふくらはぎとハムストリングスのストレッチが同時にできるゴムバンドを使ったエクササイズを紹介してきました。
このストレッチを行う際には出来る限り体をリラックスさせて行うことがとても大切になります。また、ふくらはぎやハムストリングスが疲れていたり緊張している場合にはもちろんですが、腰が疲れていたり腰痛がある人にもこのストレッチを行うことでその症状が改善される可能性があることがあります。
ぜひ体のケアとして取り入れてみてください。
前回のストレッチ記事
※今回ご紹介した動画は「England」様の貴重なyoutube作品です。