しっかり食べてるのに「体が大きくならない」「理想の体にならない」と悩んでいる指導者や選手は多いのではないでしょうか?
今回はそんな時に意識したい1つのポイントをご紹介します。
体が大きくならないアスリートが見落としがちな食事のポイント
食事面において多くの指導者やアスリートが見落としがちなポイントがあります。
それは「消化」です!
「これくらい食べましょう!」
「プロテイン飲みましょう!」
と言い続けているし、実践しているけど変化が現れない。
それは、「食べただけで満足している」からかもしれません。
食べたものは、しっかりと「消化」されて初めて、栄養素を体内に「吸収」することができます。
つまり、いくら食べても、「消化」「吸収」できなければ意味がない!ということです。
大切なのは「消化」する能力と「吸収」できる腸内環境です。
とあるジュニアチームの体験談を1つご紹介します。
体が大きくならない選手が多かったジュニアチームコーチの体験談
「消化」を意識した食習慣を実践するジュニアチームのコーチからこんなメッセージをいただきました。
<体験談> 体が大きくならない・体重が増えないジュニア選手を抱えるコーチ
◆悩み
成長期の子供達が、ハードなトレーニグ期に入ればば入るほど体重が落ち、体の線も細くなるどころか、体調を崩す子が出てきたり、バテやすい子が出てきて、パフォーマンスは上がらず、思うようにトレーニング計画が立てられなくなっていた。
◆消化を意識した結果
消化を意識してから、待ってました!と言わんばかりに体が栄養を吸収し始めた感じです!栄養がしっかり摂れているので、ハードトレーニングにもしっかりついていけるようになりましたし、ハードトレーニングでも体重が減らなくなりました。集中力も続くようになったんで、質の良いトレーニングを積み重ねられるようになってきたんです!
何を食べるか?も大切だけど、どうやって体に取り込むか?は、もっと大切なんですね!
まるで、塞ぎ止めていたダムの門を解放した感じですね。笑
トップ選手も消化の大切さに気がつきはじめている
「消化」と「吸収」の大切さに気がついているのは、上記のジュニアチームだけではありません。
インタビュー記事や書物、ブログなどからも海外で活躍するトップアスリートの中には消化を意識した、食事や栄養補給への意識が感じられます。
◆クルム伊達公子(テニスプレーヤー)
「消化に悪いものを避けた食事」をしていると言っています(1)
◆ジョコビッチ(テニスプレーヤー)
グルテンの消化が困難な体質(2)
◆ダルビッシュ有(メジャーリーガー)
酵素を取っているとブログに掲載(3)
有名な選手の記事やブログからも「消化」というキーワードを見受けられます。
では次は
どうやって、「消化」を意識した食事をすれば良いのか?
一緒に見ていきましょう!
体を大きくするために「消化」を意識した食事を行う4つのポイント
スグに実践できるポイントを4つご紹介します。
いかがですか?
ちょっと意識するだけでも始められますよね!是非参考にしてみてください!
<参考文献>
(1)橋本 玲子「トップアスリートになる勝つためのスポーツ食BOOK」成美堂出版 (2)ノバク・ジョコビッチ、タカ大丸「ジョコビッチの生まれ変わる食事」三五館 (3)ダルビッシュ有 "サプリメント". YU DARVISH by Ameba. 2014.03.16. https://ameblo.jp/darvish-yu-blog/entry-11798001821.html、(参照2017.07.11)
アスリートコレクション編集部
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