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【アンソニー・アービン選手スイムキャンプ】最高品質のレッスンとチャンスを掴むメンタリティー
2017.10.30(更新日2018.04.20)

アンソニーアービンスイムキャンプin久留米

アンソニー・アービン・スイムキャンプの様子と共に、僕がキャンプを見て感じた大切なことについて書きいてみました。

 

「会えた」という喜び以上のもの

リオの金メダルと共に撮影に応じてくれるアービン選手

世界のトップアスリートに会える機会というのはとても素晴らしい!

でも、世界のトップアスリートと会えるだけでも貴重で稀なこと。

ましてや直接話したり接したりする機会はそう簡単にない。

それが世界NO1のトップアスリートになればなるほど!

 

僕の場合、小さい頃からサッカー選手に憧れてサッカーを始めた。

小学校の頃、初めてプロサッカー選手に会った事は今でも覚えている。

それくらい僕の中で嬉しい出来事だった。

 

でも、この時、何を学んだのか?

と言われれば、会えたという嬉しさだけだったのかもしれない。

小さかったから仕方がないし、幼いながらに何かを感じていたかもしれない。

それはそれで、素晴らしいこと。

 

真剣な眼差しの選手たち

でも、会えた喜び以上に、もっとインパクトのある、学びのある機会にすることができる。

スポーツと教育を結びつけることが出来る。

そんなことを感じさせてくれたイベントが10/28-29に福岡県久留米市で開催された。

 

リオオリンピック競泳(50m自由形)金メダリスト アンソニー・アービン選手(アメリカ)によるスイムキャンプだ。

 

アンソニー・アービン・スイムキャンプ

すぐそばにアービン選手がいる

彼が日本に来てスイムキャンプをやること自体、ものすごいことだと思うが、ついつい、有名選手を起用したお祭りのような会をイメージしがちだ。

 

しかし、このキャンプは違った。

それ故に、私たち株式会社サモリットとしてもシルバー協賛という形でこの会を応援させていただいた。

それについてはこちらの記事でご紹介したので、知らない人は読んでみてください。

>>>https://www.athlete-collection.com/news/anthony-swimcamp/

 

(株)ワンダーイヤーズ代表であり、元日本代表スイマーの今井亮介様

どう違ったのか?

主催者の株式会社ワンダーイヤーズ代表で元日本代表スイマー今井亮介さんのこの会に求めるものが違っていた。

<今井選手ブログより抜粋>

彼らのアスリートとしての実績はもちろん、英語でのコミュニケーション、そして彼らのライフストーリーを日本の水泳にもたらせることが僕の頭には常にあって、提携関係でそれらを体験型教育プログラムのようにしたいんですよね。

エリートアスリートの技術や経験は当然替えがたい財産なんですけど、人材教育として学べる分野が限定的だと言わざるを得ないため、言語や文化、そして人生での苦難という側面を絡めた目的を持つ機会の提供の方が創造的で興味をそそられるんです。

<参照URL>今井選手ブログ「今井亮介でよかろうもん」

 

僕自身も、サッカー選手のデルピエロに会って英語で喋った時の興奮は小学校の時に初めて会ったプロサッカー選手の衝撃を上回るものだった。

なぜなら、僕に対して1対1で会話をしてくれたからだ。

 

こういう体験は、話したい、何かを学びたいという前向きな姿勢があって生まれる。

と同時に、それに挑戦できる機会が必要。

その機会をワンダーイヤーズ様が作ってくれていた。

 

 

金メダリストがすぐそばにいる環境

プールの中で直接指導を受ける参加者

実際に参加してみて、金メダリストがこれほどまでにすぐ側にいるのか?

 

いつでも誰でも話しかけられる環境がそこにあった。

本来であれば、常にマネージャーが側にいて目を光らせ、容易に接触できない雰囲気が想像できる。

でも、今回は違った。

アンソニー選手は常にその場のどこかにいて、話しかける勇気さえあればいくらでも話しかけることが出来る。

 

これが、ワンダーイヤーズさんが提供してくれている、価値ある機会、これを掴むか掴まないか?勇気を出せるか出せないか?全て自分次第であり、これが教育に繋がるんだと感じた。

 

参加者の高校生が持っていたアンソニー選手の本。
英語の勉強も兼ねて読んでいるという。

この、イベントのために英語で質問をメモに書いてきた選手もいた。

この、イベントをきっかけに英語の勉強を始めた選手がいた。

 

「〇〇したい」WANTから生まれる行動ほど強いものはない。

「喋りたい」

「質問してみたい」

 

子供達のWANTに対して、どうすればその欲求を叶えることができるのか?

考え、自発的に行動する。

それが、新たな成長へのキッカケとなる。

その教育が、このキャンプにある大きな価値だと感じた。

 

 

誰も体験したことがない世界一の最高品質レッスン

一方的ではなく、コミュニケーションを取りながら行われる

一方、レッスンに関しては、参加者のレベルもバラバラで、どんなレッスンを行なって行くのか?

僕はとても興味があった。

 

終わってみれば、終始レベルが高い低い関係なしに、みんな同じ指導を受けた。

見ている限り、全員がこのレッスンが目から鱗であり、学びの深い内容だと感じていたに違いない。

競技レベルがバラバラな選手に対して、同じ指導をして、全員が満足する最高のレッスン。

これは、きっと今まで誰もが考えたことがない、教えてもらったことがない、世界NO1の頭の中を垣間見た内容だったからだと思う。

 

アンソニー選手が見せたバタフライ

インカレレベルの選手、いや、元日本代表スイマーの今井選手や原選手ですら、これまでに行なったことがないようなトレーニングであり、意識したことのないような新しいものだったからだ。

それでいてジュニア選手でも十分理解し、トライできる内容だ。

その上、彼の泳ぎを自分の目の前で見て、すぐに質問できる環境はまずありえない。

アンソニー選手が見せた自由形

アンソニー選手が見せたバタフライ

みんな潜ってアンソニー選手の泳ぎを見ている

 

 

素晴らしい会に参加させてもらった

わかりやすく説明してくれる原選手

協賛企業としては、商品のPRも非常に大切なことなので、鉄人スイマーの原選手やジュニアスイマーが愛用している多重活性酵素サプリメント「アーゼライト」をもっと多くのスイマーに知ってもらって、体が大きくならない、食べられないスイマーの役に立てればと思ってPRをさせて頂いた。

アーゼライトの詳細はこちら

>>>https://www.athlete-collection.com/sports-nutrition/aselight-latemeal-case/

 

選手からアンソニー選手の泳ぎについて質問を受け、わかりやすく解説する原選手

しかし、協賛企業として

「遠方より参加してよかった」「2度とないチャンスだった」という言葉や、2日間で見た参加者の笑顔をみれば、スポーツを通じて非常に価値ある会に少なからず協力させていただいたことは光栄だったと思う。

機会をいただけた原選手に感謝したい。

 

 

幸せと学びを感じる時間

英語と日本語を織り交ぜながら指導にあたる今井選手

アンソニー選手の英語を専門的な水泳の知識と英語力を持って通訳されていた今井選手、アンソニー選手の泳ぎを独自の豊富な経験と知識を通じてわかりやすく噛み砕いて指導していた原選手。

このお二人の元日本代表アシスタントだけでも既に豪華なレッスン。

濃密で見ている方からしても、あっという間の二日間でした。

 

全体をコントロールしながら細かな指導を行う原選手

スポーツと教育に対する熱い想いを持って、アンソニー選手を久留米へ連れてこられたワンダーイヤーズの今井様、メインスポンサーのパワーブリーズ様、また、今回協賛の機会をいただいた、アシスタントコーチとして参加された元日本代表スイマーであり、弊社のサポート選手である原英晃選手、会場運営スタッフのみなさん、参加者の皆さん、そしてアンソニー・アービン選手には、素晴らしい機会をいただけたことに感謝です。

 

今後も、このメンバーはきっとより良い機会を提供してくれると思う。

今後のイベントにも注目です。

 

 

まとめ

アンソニーアービン選手

今回のスイムキャンプで感じたこと。

機会を見つけ出すこと、それを掴みに行くこと、掴める準備をしておくこと、その繰り返しの連続が、スポーツでも勉強でも仕事でも大切なことだと思います。

一歩踏み出す勇気とともに!!

 

いつか株式会社サモリット、アスリートコレクションでもこのような機会を実施したいですね。

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中出寛省

ACトレーニングコーディネーター株式会社サモリット
【選手実績】全国高校サッカー選手権大会ベスト16・関東大学サッカー1部リーグ【講演実績】高校サッカーチーム・ラグビートップリーグチーム・ゴールドジム・その他、多数トレーニングジム、チーム、団体
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