先日バルセロナでバルセロナ対ブラジルのCorinthians (1部)がフットサルの親善試合をやっていたので見にいってきました!
その際に、実際にブラジルCorinthiansのチームが試合前に実践していたチューブトレーニングを撮影してきましたのでご紹介します。
最近では、サッカーでもフットサルでも試合前にチューブを使ったトレーニングを取り入れているケースが増えてますよね。
ブラジルではこれはもう全チームやっているといっても過言ではないぐらい取り入れています。
僕がブラジルでプレーしていた時も写真のように実際に取り入れていました!
4種類のチューブメニュー
今回は試合前にオススメなメニューを大きく4つに分けて紹介していきます!
とても簡単なものばかりなので、一緒にチェックしていきましょう。
トレーニング(1)
写真のようにゴムチューブを足首につけて足を前横後ろに10回ずづ動かしていきます。
前に動かす場合
太ももの前や股関節周りの刺激を意識して行います。太ももを上げでひざ下だけ動かすのではなく、なるべく膝を曲げずに股関節から動かしていくイメージで行なっていきます。
横に動かす場合
少し重心を下げてお尻に刺激を入れるイメージで行うのがポイントです。
後ろに動かす場合
これは前に動かす時と逆で太ももの後ろに刺激を入れるイメージです。多分前より後ろの方が股関節に刺激が入る感じがわかるかなとは思います。
応用編
ゴムチューブを膝上につけて実施する方法です。
股関節への刺激がメインになるので、アップには向いていないかなと思います。試合前には足首にチューブをつけた方がいいかなと思います。
トレーニング(2)
左から3番目の青いシューズの選手を参考に見ていきます。
ゴムチューブを足首につけて足を前横後ろに早くステップを踏んでください。バスケットで言うピポットのようなイメージです。
ポイント
これは1つ前のトレーニングと刺激する場所は一緒ですが速筋に刺激を入れるのがメインです。
チーブの負荷がかかった状態で、素早く、実際のプレー動作に近い動きを取り入れることで、チューブを外した後にかなり軽く感じます。
重いものを持った後に軽いものを持つと軽く感じますよね。それと同じ感覚です!
トレーニング(3)
今回も青いシューズの選手に注目してください!
動画の始まり数秒ですが、足を肩幅程度に広げた状態からチューブを膝の位置に設置した状態から股関節を開く動作を数回取り入れています。
重心を軽く落として、股関節に重点的に刺激を入れていくイメージです。
股関節の動きを確認するようなイメージで数回取り入れる程度で良いと思います。
これをやると、股関節が開きやすくなる感覚がありますよ。
トレーニング(4)
ゴムチューブを膝上につけてその場で腿上げを行なってください。
上半身も連動させて動かしたいので腕を振るのを忘れないようにしましょう。
他の選手で足先につけてやっている選手もいますがその方が負荷のかかり方は個人的には高いかなとやってみて感じました。
まとめ
今回はゴムチューブを使った試合前のウォーミングアップを紹介しました。
ゴムチューブの強度によっては、刺激になるか、負荷になるかが、変わってきます。
試合前に負荷のかかるような強度でやってしまうと疲労の要因になりますので、状況に応じた強度と、自分に合った強度で取り入れることに注意しながら取り入れてみてはいかがでしょうか?