フィールドプレーヤーもそうですが、GKは特に背が低い選手ほどジャンプ力や俊敏性、読みなどを鍛え、身長のハンデを埋めようと努力すると思います。
中でも背の低いGKにとってはジャンプ力は大きな武器になりますよね。
あと1cmでも高く飛べたら、指先1つでシュートをゴールから外すことができます。その1cmを求めてジャンプ力の強化トレーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介するのは跳躍力をアップするための3つのドリルです。
跳躍力をアップさせる3つのジャンプドリル
①:SEATED BOX JUMPS
膝、股関節、お尻の爆発を意識したトレーニングです。
ポイントは立ち上がる行為とジャンプする行為が別々になるのではなく、立ち上がる動作とジャンプが流れるように行い、ノーステップで飛ぶ感覚を養いましょう!
目安:4−6回のジャンプを3−4セット
②:HURDLE JUMPS
連続ジャンプを意識したトレーニングです。
一回一回止まるのではなく、極力地面への接触時間を短くするイメージで、こちらも流動的に行いましょう。
意識としては、プライオメトリック(Plyometric)を意識して行いましょう!
最後に10m程のダッシュも入れましょう!着地してからの切り替えを速く!です。
目安:3−4セット
③:MEDICINE BALL BROAD JUMPS
メディシンボールで負荷をかけた状態でのジャンプトレーニングです。
足幅は肩幅に合わせしゃがみ込んでから一気に爆発させ、前方へジャンプしょう!
GKはシュートを受ける時の構えのスタンスを意識し、実践をイメージしながら行いましょう。
シュートに対して斜め前に飛んでボールに食らいつくイメージで真っ直ぐ前にジャンプするのではなく、斜め前に飛ぶアレンジも加えてみると良いと思います。
目安:連続6回を3−4セット
以上、GKの選手は是非実際のセービングのシーンなどもイメージしながら取り入れてみてください。
※こちらの動画は「The Lost Breed」様の貴重なyoutube作品です。
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