今回は、ラグビー世界一の「オールブラックス」が実践するバランストレーニングです。
相手からタックルを受けた時や無理な体制でのボールコントロールでプレーの正確さが低下する経験をしたことはありませんか?
ゴールに近くなればなるほど、ベストなコンディショニンでプレーをさせてもらえませんよね。
サッカー選手の体づくりにも非常に有効なトレーニングです。
自分の軸を意識してバランス感覚を養うことで
・バランスを崩しづらくなる
・バランスの修正能力が高くなる
効果が期待できます。
トレーニング実施の際に意識するポイントを3つお伝えします
①体幹軸をしっかりと意識する
体幹の軸を意識して行わなければバランスを取ることができません。
一本の棒を手のひらの上に立ててバランスを取るイメージで軸を作って行いましょう。
②骨盤の動きを意識する
バランスの崩れを微調整するために骨盤を動かしながら上半身のバランスをキープします。
①で例としてあげたイメージでいうと、手のひらが骨盤のイメージです。手のひらを前後左右に動かし、微調整しながら棒が倒れないようにバランスするイメージです。
③内転筋の引き締めを意識
軸を意識するに当たってもう1つ意識しておきたいのが内転筋(ももの内側の筋肉)です。
内転筋を引き締めてバランスボールを挟み込むようなイメージで内転筋に刺激を入れておくことで外へ力が逃げることなく、体を引き締め、軸が作りやすくなります。
レベルが高くなってきたら
パスをするボールを重さのあるメディシンボールに変えてみてください。
重さの衝撃でバランスを崩しやすくなりますので、崩れたバランスの修正能力、ボールを受ける際に受けるであろう衝撃を意識したボールの受け方が体で覚えられるようになります。
さらにレベルを高めたくなったら
バランスボールの上に立ち上がって行ってみてください。
バランスボールの上に立つのは至難の技で、より難易度が増します。
転倒の恐れもありますので、サポートをつけるか、壁際で行うなどして、安全性を確保して行いましょう。
ちなみに、私はゴールドジムでよくバランスボールの上に立っています。
レベルに合わせて挑戦してみてくださいね!
こちらの動画は「adidasrugbytv」様の貴重なyoutube作品です。

【選手実績】全国高校サッカー選手権大会ベスト16・関東大学サッカー1部リーグ【講演実績】高校サッカーチーム・ラグビートップリーグチーム・ゴールドジム・その他、多数トレーニングジム、チーム、団体