守備でも攻撃でも、キレのある動きはサッカー選手にとって武器になりますよね。
そこで今回は、キレを生み出すために大切な「ブレーキ」と「アクセル」を同時に生み出すトレーニングをご紹介します。
このトレーニングは僕自身とても好きなトレーニングなのですが、よく言われるのは「ピタッと止まるためにブレーキをかけた足が、同時に次のアクセルを生み出す足にする」という意識です。
ブレーキとアクセルが常に連続して行えるような下半身の使い方と身のこなしを養っておくことは、僕自身、無駄なく、かつ緩急を生み出しながら鋭い動きを生み出せるポイントだと感じ、意識的にトレーニングを行なっておりました。
とても簡単なトレーニングなので動画を参考に見ていきましょう!
それでは早速!
トレーニングの方法
*メディシンボールを使用
メディシンボールを持ち、右足を上げ、左足を軸とした状態で右方向へジャンプ
右足で着地すると同時に今度は左方向へジャンプしながらメディシンボールを勢いよく左方向へ投げる
左足で着地すると同時に左足を軸として右方向へスプリントします
ポイント
初めの一歩目で右足で着地した瞬間、メディシンボールと体をしっかりとコントロールするブレーキを入れると同時に、左方向へアクセルパワーを生み出す。
二歩目の左足の着地も同様に外側に流れようとする体にしっかりと左足でブレーキをかけると同時に、逆方向へスプリントするためのアクセル(蹴り足)となるよう意識する。
ブレーキもアクセルもお尻の筋肉で行われる意識でやってました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
とてもシンプルなトレーニングですが、ブレーキをかけた時の体の使い方、逆方向へアクセルを踏む時の上半身の使い方も大切な要素です。特に、アクセルをかける際の上半身は捻りの要素も必要になります。
捻るパワー(腹筋や体幹)を推進力に変えることも意識して行なってみてはいかがでしょうか。
是非参考にしてみてください。
※今回ご紹介した動画は「theuofstrength」様の貴重なinstagram作品です。
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