朝晩冷え込む日が増え、朝起きることが苦手な人にとっては嫌な季節となってきました…。
冬の時期は余計に「朝が苦手で朝食もなかなか食べられない」
そんな選手も少なくないはずです。
今回は、なぜ朝食が選手にとって重要なのか、理由を踏まえて気を付けて欲しい点を3つご紹介いたします!
そんなこと言われても朝は苦手!と思っている選手にこそ読んで欲しい内容です。
朝食はどうして重要なのでしょうか?
◆1日の活動のエネルギーを補給する
朝食を抜いたまま練習をしてしまうと、練習に必要なエネルギーが不足してしまいます。
また、不足しているエネルギーを補うためにと、筋肉の分解に繋がる恐れも。
◆夜間の休息状態から活動(運動)に適した状態に切り替える
自律神経を切り替え、体温をあげることで、からだのリズムを作ります。
朝食を摂るときに気をつけてほしい3つのポイント
(1)朝起きてすぐに食べない
夜間の睡眠中は、体や脳が休んでいるのと同じように、胃腸も休んでいる状態です。
起床後すぐは胃腸も寝起きの状態。
そんな状態で、急に食事を摂取すると、胃腸は驚き、負担も大きくなります。
まずはじめは水分から、コップ一杯程度の水分を体に入れてあげましょう!
白湯など温かい飲み物にすれば、体の内側から温まり、胃腸の活動のスイッチも入りやすくなります。
(2)夕食や夜食の質・量に気をつける
夜間睡眠中に、夕食や夜食の消化を行うことは胃腸にとって負担となります。食べた内容によっては朝起きた時のだるさや内臓疲労の原因にも繋がります。
寝る2-3時間前には食事を終えていることが理想ですが、練習時間や自宅と練習場の距離などによって、物理的に難しい選手も多いですよね。
そんな選手は特に、夕食や夜食の質・量を見直してみましょう!
前回ご紹介した、
>>>【夏の疲れを溜めない】夏に弱った胃腸を回復させ体の疲れを取ろう!
こちらの記事で、胃腸に負担のかかりにくい、消化のしやすい食事を紹介してます!
自分の夕食や夜食を確認してみましょう。
(3)朝食で不足した分は必ず補食で補う
以下のような状況にひとつでも当てはまる選手は3食の食事以外で「補食」を必ず摂取しましょう!
◆朝が苦手で食事時間を確保できない
◆朝からたくさんは食べられない
◆朝、家を出る時間が早く十分な食事を摂ることができない
まとめ
はじめにお伝えした通り、朝食はエネルギーや栄養素の補給だけではなく、1日のリズムを整えるポイントにもなるため、必ず摂取して欲しい内容です。
それぞれの生活スタイルやスケジュールに合わせた朝食について、考えるきっかけになると嬉しいです。
それでも、十分な朝食を摂ることが難しい場合は、補食も検討してみましょう。
補食の具体的なポイントや内容については次回以降の記事で詳しくお伝えします!
朝食が苦手な選手にオススメのレシピも紹介しますのでお楽しみに!