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【スムーズにシーズンイン!】オフシーズンの過ごし方
2020.01.07


 

作り上げた体をオフシーズンを通しても維持したい!

オフが明け、シーズン入りした時に「体のなまり」を感じたくない!

 

日頃、体づくりに懸命に取り組んでいる選手の皆さんはきっとこう思っているのではないでしょうか?

 

しかし、オフシーズンはいつもより外食が増えたり、生活リズムが乱れたり…

 

そんなオフシーズンでも、ご紹介するポイントを意識することで、体やコンディションを維持することができます

 

今日は、オフシーズンを過ごす3つのポイントについて、主に栄養に関わる面からお伝えしていきます!

 

【1】内臓疲労に注意!食事量は前後で調整しよう!

外食や中食が増えると、高カロリー・高脂質な食生活に偏りがちです。

 

スイーツやアルコールなどからの質の良くない糖質摂取が増える方も多いでしょう。

 

さらに、食事時間も不規則になり、上記のような食事を夜遅くにしてしまうことも考えられ、消化にかかる体の負担が大きくなってしまい、内臓は頑張って消化しようと働きつづけるため疲労蓄積状態に。

 

「体が重い」「だるい」という主観は、体重増加や体組成の変化だけが原因ではないのです。

 

指標として分かりやすいのは、朝起きた時の「すっきり感」

 

朝起きた時にだるさを感じたら、前日の食事を振り返り、その日の食事は気をつけたほうがいいかもしれませんね。

 

【食事のポイント】

◆外食が続く…そんな時は必ず前後の食事で「量」「内容」を調整するようにしましょう!とはいえ、「欠食」をしてしまうのはNGです。

自分の内臓の疲れ具合と相談しながら、食事の調整をしましょう!

 

 

【2】ビタミンやミネラルなどの微量栄養素の不足に注意!

【1】で例としてあげたような食事になっているときに気をつけたいのが「ビタミン」「ミネラル」

 

糖質過多・脂質過多の食事を続けていると、代謝の過程でビタミン類の浪費が多くなります。

 

また、外食での偏った食事ばかりになると、アスリートにとってマストのビタミン・ミネラルの必要量を満たしにくいです。

 

【食事のポイント】

◆自宅などできちんと整った食事が摂れるタイミングでは、主食・主菜・副菜・乳製品・果物がそろったバランスのいい食事を目指しましょう!

◆内臓疲労の観点から考えると、消化にいいメニューを取り入れることもいいでしょう!

 

消化に良いメニューは過去の記事で詳しくご紹介しています!

>>【夏の疲れを溜めない】夏に弱った胃腸を回復させ体の疲れを取ろう!

 

 

【3】朝起きる時間は固定しよう!

オフになると崩れがちな生活リズム。

就寝時間が遅くなり、次の日起きる時間も遅め。そんな日が増える選手もいるのではないでしょうか。

 

就寝・起床時間が乱れると、体内時計は狂います。

 

人間はその行動(例えば食事や睡眠など)をとることに適した時間に、適切な遺伝子が働き、必要なホルモンも分泌されます。

 

体内時計の乱れは消化・吸収にも悪影響です。

 

【生活のポイント】

◆夜が遅くなったとしても、朝起きる時間はいつも通りの時間に固定し、昼寝で調整するようにしましょう!

 

 

いかがでしたか?

全部を実行することは難しい、という方は、ひとつでも取り入れてみてください!

 

okuzumi

だるさなどを感じず、良い感覚でシーズンインできるはずです!

 

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奥隅知里

Jリーガー合宿栄養サポート/女子サッカークラブメディカルサポート/Jリーグチームジュニアスクール/自転車競技/陸上競技/女子ラグビー/一般向け健康指導/ダイエットサポート
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