このシリーズでは、京都大学男子ラクロス部の選手に対して行っている月1回の管理栄養士さんによる栄養指導内容をご紹介していきます。
栄養指導を元にどのような考えのもと、どのような対策と具体的な行動をおこし、どのような結果や課題が出てくるのかをシーズンを通してチェックしていくシリーズです。
「栄養指導ってどうなの?」
「こんな時ってどんなものを食べれば良いの?」
など、実際の栄養指導の内容からヒントと学びを得ることも多いと思います。
目的の違う5名の選手に個人指導を行なっています。
自分の目的に近しい選手の栄養指導内容を見つけてチェックしてみてください。
選手Oの場合
「増量で当たり負けしない体づくり-編- Vol.8」では、選手Oに向けて11月に実施した食事カウンセリングのフィードバックの内容をもとにお伝えします。
【ゴール設定】
冬オフ、年始に向けて体を一回り大きくしたい
現状の課題
10月、シーズンが終わってから体重は順調に増えてきている。
現在80kg手前くらい。いつも80kg手前から増量がしんどくなる。
体調、筋トレ等は特に問題なし。
これまでの取り組み
朝ごはんを食べることを徹底した。炭水化物(米1合、タンパク質は足りていなかった)
豚や魚の脂質を取ることを心がけた。
カウンセリングの内容
どう改善していくか
<増量がしんどくなった時の対処法>
少食の人は一度に多くの量を食べるより、分けて食べることを心がける。
バランス良くいろんなものを食べる。
【具体的な取り組み】
◆食事を分けて食べる
◆バランス良く食べる
◆プロテインなどは適切な量を複数回飲むことを心がける
◆植物性・動物性など色んな種類のタンパク質をとる
まとめ
いかがだったでしょうか?
実際の選手の課題とそれに対する栄養士さんのアプローチ、選手の具体的な行動をご自身に置き換えて参考にしてみてください。
栄養指導フィードバックをもっと見る場合はこちらからご確認ください。
アスリートコレクション編集部
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