このシリーズでは、プロバイオティクス酵素サプリメントの「アーゼライト」のサポートで、京都大学男子ラクロス部の選手に対して行っている月1回の管理栄養士さんによる栄養指導内容をご紹介していきます。
栄養指導を元にどのような考えのもと、どのような対策と具体的な行動をおこし、どのような結果や課題が出てくるのかをシーズンを通してチェックしていくシリーズです。
「栄養指導ってどうなの?」
「こんな時ってどんなものを食べれば良いの?」
など、実際の栄養指導の内容からヒントと学びを得ることも多いと思います。
目的の違う5名の選手に個人指導を行なっています。
自分の目的に近しい選手の栄養指導内容を見つけてチェックしてみてください。
選手Iの場合
「体重増加でプレーの幅を増やす-編- Vol.3」では、選手Iに向けて6月に実施した食事カウンセリングのフィードバックの内容をもとにお伝えします。
【ゴール設定】
体重:8月末までに体重を71kgにする(現在の体重:70kg)
目的:8月に始まるシーズンまでに71kgにするため
現状の課題
◆試合前の食事
◆トレーニング時の暑さへの対応
これまでの取り組み
●増量をするため摂取カロリーを増やそうと試みた。
具体的には、朝食のカロリーを増やすために、
【ご飯、卵2個、バナナ、ヨーグルト、牛乳(200ml)】にした。
●間食を必須とし、【ホットサンドまたはプロテイン+バナナ】にした。
カウンセリングの内容
どう改善していくか
・6月末に試合があるが、特に試合前だからといって食事内容を変えなくても良いというアドバイスをいただいた。
・6月になり暑さが増し、発汗の量が増えるので朝から250〜500mlの水分を摂取する。
・暑さに適応し筋疲労を取るために、酸味のあるもずくや柑橘系でビタミンCを取る。
・麺類の食事が増えることになると思うが、糖質の量を減らさないために麺2玉が米一合の糖質量に相当することを頭に入れておく。
・麺を食べるときの注意点として内臓の負担を減らすためにしっかりと咀嚼をし、タンパク質量が不足しないようにおかずもしっかり食べることが必要である。
【具体的な取り組み】
・今までの朝食にプラスして水分をしっかりとる(250ml-500ml)
・筋疲労を減らすために、酸味のある食材を一品加える(フルーツ)
・麺類の食事の際の糖質とタンパク質量の管理(1.5合=3玉、おかずも必ず摂る)
まとめ
いかがだったでしょうか?
実際の選手の課題とそれに対する栄養士さんのアプローチ、選手の具体的な行動をご自身に置き換えて参考にしてみてください。
栄養指導フィードバックをもっと見る場合はこちらからご確認ください。
栄養指導はアーゼライトの提供です。
アスリートコレクション編集部
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