梅雨に入り、これが終わると本格的な夏。
日々頑張っているアスリートの皆さん。夏を迎える準備はできていますか?
前回は、【消化器系を強くする方法】についてお話しましたが、今回は前回の内容を活かしたレシピをご紹介します。
比較的簡単に作れるものばかりですので、是非作ってみてくださいね^_^
(1)キヌアを使った夏野菜サラダ
季節の夏野菜を使って、食欲アップ!
夏野菜は、身体を冷やす作用があります。
運動後、身体が暑いままだと、なかなか食欲も湧いてこないものです。
しっかり野菜の水分と栄養をいれて身体をまず冷やしましょう。
このサラダの大きなポイントは「キヌアを使うこと」と「鶏胸肉を塩麹でつけること」です!
キヌアは、南米原産の雑穀で、必須アミノ酸を9種類を全て含み、ビタミン、ミネラル、食物繊維に長けています。
アミノ酸は、バランスが大事ですので、必須アミノ酸を全て含んでいるのは、身体を動かす、スポーツ選手には嬉しいですね。
トッピングのタンパク質は鶏の胸肉を塩麹で漬けることによって、柔らかいお肉になり、うま味が増す他、栄養価も、ぐんとアップします。
発酵パワーですね。
~材料~(2人分)
- ・キヌア 10g
- ・レタス 50g
- ・パプリカ 半分(70g)
- ・プチトマト 8個(85g)
- ・きゅうり 半分(70g)
- ・鶏むね肉 100g
- ・塩麹 10g
~作り方~
- 鶏むね肉を食べやすい大きさに切り、塩麹につけておく(30分以上)
- キヌアを沸騰したお湯に入れ10分煮る
- その後2を10分そのまま放置する
- 野菜を食べやすい大きさにカットする
- 全ての盛り付けて、お好みのドレッシングをかける。
(2) 里芋と鶏肉の簡単胡麻味噌炒め
里芋は、スポーツする上で大切な栄養素となる糖質をしっかり含みます。
里芋のぬめり成分である『ガラクタン』が大きなポイントですよ!
このぬめり成分は、
- ・食物繊維が豊富のため、腸内環境にアプローチ
- ・胃壁や腸壁を守るので、潰瘍を予防し、消化をしっかりサポート
など様々な働きがあります。
胃腸が疲れている選手にはおすすめです。
またゴマは、抗酸化作用を多く含みます。
すりごまにすることにより、身体への吸収が高まります。
~材料~(2人分)
- ・里いも200g
- ・鶏もも肉80g
- ・玉ねぎ 半分
- ・★すりごま 大匙1
- ・★酒 大匙1
- ・★醤油 小匙1
- ・★味噌 小匙1
- ・★みりん 小匙1
- ・★甘酒 小匙2(甜菜糖 小匙1弱でも対応可能)
- ・オリーブオイル 小匙1
- ・カイワレ大根 お好み
~作り方~
- ★をボールに入れて混ぜておく
- 里いもは皮を剥き、一口サイズに切り、玉ねぎもスライスしておく
- 鶏もも肉も食べやすい大きさに切る
- オリーブオイルをひいたフライパンで、里いもと玉ねぎを軽く炒める
- 4に鶏肉を加える
- 50ccほどお水を加え、ふたをして、里いもに火を通す。(約5分ほど)
- 火が通ったら、1を入れて和える
- カイワレ大根を、盛りつけて完成
(3)5分で出来ちゃう!納豆なめろう
これはごはんが進むこと間違いない!
生姜や茗荷などが食欲を促進してくれます。
そこに万能食品の納豆をくわえます。
発酵パワーで、消化器系をいたわってくれます。
なめろうは鯵のイメージですが、鯵がなくてもできちゃう! もちろん鯵を入れても美味しいですよ。
〜材料〜
- ・納豆1パック
- ・玉ねぎ1/6
- ・茗荷1個
- ・しらす30g
- ・生姜1/4 個
- ・味噌 大匙2/3
- ・いりごま 大匙1
- ・醤油 小匙1/2
- ・万能ネギ2 本
〜作り方〜
1.玉ねぎ、茗荷をみじん切り、しょうがはすりおろし、万能ねぎは小口切りにする
2.万能ねぎ以外を混ぜ合わせて、最後にねぎを振りかけて完成
以上3選いかがでしたでしょうか?
疲れた身体には、身体を労わりながら、栄養を入れることが大事です。
是非作れそうなものを作って、暑い夏を乗り切ってくださいね。