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【アスリートに欠かせない腸内コンディショニング!】腸のゴールデンタイムを活用しよう!
2018.05.21(更新日2021.08.17)

 

アスリートのコンディショニングやカラダ作りに欠かせないポイントの1つに「腸内環境」がありますよね。

その「腸内環境」を整えるために役立つ腸のゴールデンタイムをご存知でしょうか?

お肌や栄養補給のゴールデンタイムは聞いたことはあるが、腸のゴールデンタイムは初めて。という人も多いのではないでしょうか。

今回は腸内環境の改善に繋がりやすいと言われている腸のゴールデンタイムをご紹介します。

是非参考にしてみてくださいね。

 

腸と自律神経の関係

腸の働きは自律神経の影響を受ける。

自律神経と腸内環境には密接な関係があり、自律神経が腸の働きをコントロールしています。

自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、副交感神経が活発に働くことで消化活動や蠕動運動がスムーズになります。

しかし、一方でストレスを受けたりリラックスする時間がないと交感神経ばかりが働き、腸のスムーズな働きを妨げてしまいます。

つまり、副交感神経を活発にすることが腸のゴールデンタイムのポイントになります。

 

腸のゴールデンタイム

腸のゴールデンタイムは2つあります。

①夕食後の3時間

食後3時間は、副交感神経が優位になり、体は食べたものを消化・吸収する時間です。出来るだけリラックスして過ごし、副交感神経が活発になる状態を作ることで栄養の消化吸収や腸の働きをスムーズにしましょう。

②夜22時~2時

副交感神経は夕方から夜にかけて活性化し、午前0時あたりに活動のピークを迎えます。

腸が最も活性化する時間帯なので、午前0時までに眠っていることが理想的です。

 

副交感神経が優位になり、消化活動や腸の活動が活発になるのは主に夜の時間帯です。腸のゴールデンタイムと言われているこの2つの時間帯に胃腸の働きを活発にすることで、未消化物を体内に残さず腸内環境の悪化を防ぎ、翌朝の排便にも繋がります。

 

腸のゴールデンタイムを活用するために大切なこと

腸のゴールデンタイムに胃腸が活発に働けるように副交感神経が優位な状態になっていることが重要です。

【食後すぐに寝ない】

食後、自律神経は食事によって活発になった交感神経から副交感神経へとシフトしていく時間です。

すぐに眠ってしまうと、交感神経が活発のままになってしまい、消化吸収が不十分な状態になってしまいます。

【食後はリラックスして過ごす】

食後は副交感神経がしっかり働くよう、リラックスして過ごすことが一番です。

パソコンやスマホを使っていたり、忙しくしていると交感神経が優位になってしまいます。

【午前0時までに寝る】

副交感神経が最も活発になる時間帯に眠っていることで腸の活動を活発にし、翌朝のスムーズな排便や腸内環境を整えることに繋がります。

【夜遅くの食事に注意する】

食事の時間が遅くなると、食後の消化吸収の時間が上手く取れず、交感神経が優位なまま眠りにつくことになってしまったり、寝る時間帯が遅くなり、腸が最も活性化する午前0時に交感神経が働いてしまっている可能性も高くなってしまいます。

交感神経が働いたままでは、眠りが浅く熟睡できなかったり、消化が不十分で未消化物が残り、腸のトラブルの原因にもなります。

どうしても夜遅い食事になってしまう場合は、消化に良いものを食べる、食べる量を分散し、1回の食事量を少なめにするなど消化に時間と負担がかからないものを選び、消化吸収がスムーズに出来るように心掛けてみてください。

 

腸内環境を整えるために

腸内環境に影響を与える副交感神経は夜に優位になるので、夕食後の過ごし方を見直すことや、夕食時に腸に良いと言われている食品を食べることも便秘や下痢に効果的と言われています。

例えば、夜ご飯に納豆をプラスすることや食後にヨーグルトを食べるなどです。

腸内環境を整え、腸のトラブルを防ぐためにも、夜はリラックスして早めに寝ることがおすすめです。

 

自律神経を整えて腸のゴールデンタイムを活かしましょう

自律神経は意識してコントロールすることは出来ませんが、自律神経の働きは体の状態にとても影響してきます。

自律神経が乱れないよう、規則正しい生活を送ることや、バランスの良い食事をすること、リラックスする時間を作ることは毎日の生活の中で大切です。

体のリズムが崩れていては、腸のゴールデンタイムがない状態になっているかもしれません。

是非、腸のゴールデンタイムの過ごし方を少し参考にしてみて下さいね。

 

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アスリートコレクション編集部

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