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【カツ丼は本当に勝ちメシなのか?】~ベストパフォーマンスを発揮するための試合前日の食事~
2019.01.28(更新日2021.02.05)


「試合前日にカツ丼を食べると勝つ!」

こんな話を聞いたことはありませんか?

 

トンカツの「カツ」

勝負に勝つの「カツ」

この語呂合わせから、ゲン担ぎの食べ物としてよく知られているのではないでしょうか?

 

しかし、試合前日にカツ丼を食べることは、スポーツ選手にとって本当に勝負に勝つことに繋がるのでしょうか?

 

試合でベストパフォーマンスを発揮するためには、ゲン担ぎだけでなく、選手の体に負担のない食事をすることが大切になってきます。

 

そこで、今回は試合前日の食事の3つのポイントを確認しながら、試合前のカツ丼についても確認したいと思います。

 

1.胃に優しいものを食べよう!

試合前日は、多くのエネルギーを必要とします。

しかし、試合の前日に消化の悪いものを食べると、消化のためにエネルギーを消費されてしまい、せっかくのエネルギーが無駄になってしまいます。

また、脂っこいものを食べて胃もたれすることが多いように、内臓が悲鳴をあげて、内臓疲労を起こしてしまい、コンディションの低下にも繋がりかねません。

 

つまり・・・

試合前日には「胃に優しいものを食べよう!」という観点からすると、カツ丼は油で揚げられていると同時に、脂質が多いため、胃や腸などに大きな負担をかけてしまう食事であるとも言えます。

 

ゲン担ぎだけで何気なく食べている食事を見直してみることも大切だと思います。

 

2.エネルギーをしっかり貯えよう!

試合当日は、いつもの練習時以上に多くのエネルギーを必要とします。

 

エネルギーの元となる栄養素の一つに糖質(炭水化物)が上げられます。

糖質は、肝臓や筋肉にグリコーゲンという体のエネルギー源に変換されて蓄えられることから、試合が近づいてきたら、いつも以上に食べようと心がけましょう。

 

糖質が多く含まれているものとしては、ご飯やパン、麺類、餅などのほか、果物にも多く含まれているので、果物を1品プラスするのも簡単です。

 

3.生ものは控えよう!

刺身や牡蠣などの生ものは、食中毒の原因になりやすい食材です。

 

試合当日や試合前に食中毒になってしまうと、ベストパフォーマンスが発揮できないだけでなく、試合に出ることさえできなくなってしまうこともあるでしょう。

せっかくの練習してきた成果が発揮できずに終わってしまうことほど悔しいことはないと思います。

食べたいなあと思うことがあっても、試合後の楽しみとして置いておくことをおすすめします。

 

まとめ

今回は、試合前日の食事の3つのポイントをお伝えしました。

 

hirami

ゲン担ぎのカツ丼ではなく、エネルギーがしっかり取れる、消化の良い食事を目指しましょう。

 

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平見悠

車椅子フェンシング選手個人栄養サポート/プロスノーボーダー栄養サポート/サッカースクール保護者向けセミナー開催/ラスベガススポーツ栄養研修参加実績
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