皆さんは「食材の旬」意識して食べていますか?
「旬」とは魚介類や野菜、果物などの最も味がよく、出盛りで、栄養もたっぷりの時期のことです。
アスリートにとって、カラダ作りやコンディショニングの要となる食事が、栄養たっぷりで美味しいというのは、とても大切なポイントですよね。
旬の食材をうまく活用し、美味しさも栄養価もワンランクアップの食事を目指しましょう!
①冬が旬の野菜を知ろう!
スーパーや八百屋、産直などへ買い物に行かれる方は、店頭に並ぶ野菜のスペースや値段の変化などで旬の野菜が何かを把握していらっしゃる方もいるかもしれませんね。
それでは、冬が旬の野菜をご紹介します。
寒くなると食べたくなる、鍋ものや豚汁などの汁物、ポトフやシチューなどの煮込み料理に定番の野菜も旬の野菜に含まれていますね。
②冬の食卓チェックポイント
冬の期間に食事調査や、食事内容のカウンセリングを行うと、野菜はたっぷり食べているけれど、緑黄色野菜の摂取が減っているという方が少なくありません。
体が温まる料理が美味しい季節ですので、鍋や煮込み料理の頻度が増え、野菜をたっぷり入れている方は非常に多いのですが、中身を見てみると・・・
海鮮鍋:タラ、エビ、カキ、白菜、ねぎ、もやし、きのこ類、しらたき
ポトフ:鶏肉、玉ねぎ、キャベツ、かぶ、にんじん、じゃがいも
豚 汁:豚肉、玉ねぎ、白菜、大根、ねぎ、にんじん、こんにゃく、さといも
あくまでも一例ですが、上記のような内容になっていることは珍しくないのです。
具沢山で、たんぱく源も野菜も取れる、ハイブリッドおかずになってはいるのですが、緑黄色野菜の摂取を意識すると、より栄養素のバランスが充実した食事にレベルアップできます。
③緑黄色野菜を意識的に取り入れよう
緑黄色野菜にはビタミンCやβ-カロテンが豊富に含まれます。
どちらも強力な抗酸化作用を持ち、細胞を酸化ダメージから守る働きをしてくれます。
また、緑黄色野菜の中でも葉物野菜は鉄やカルシウムなどが豊富なものも多く、ミネラルの摂取源ともなります。
鍋物には水菜や春菊、小松菜などの葉物野菜、ポトフやシチューにはブロッコリーや芽キャベツなど、冬こそ美味しい緑黄色野菜を取り入れてみてください。
また、大根やカブは根の部分ももちろん美味しいのですが、葉は緑黄色野菜であり、とても栄養価が高い部分です。
葉がついた状態で売られているものを見つけたら、ぜひ、余す所なくいただいてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
寒い季節のご自身の食事、野菜室の中、買い物カゴの中、白っぽくなっていないでしょうか?
濃い色の野菜が少ないなと気づいた方は、冬の季節も彩り豊かな食卓になるようにチャレンジしてみてくださいね!