学生アスリートの冬休み期間中は、1日練習があったり、ある所では合宿があったりとアスリートには大事な時期に入ります。
そこでしっかり練習を積める選手ほど強くなれますね。
今回は、冬休み前に知っておいてほしい食生活のポイントをお伝えします。
1)1日のリズムを乱さない
これは一流のアスリートは学生の時から徹底しています。
学校などいつも向かう場所がなくなった時、人は生活リズムを崩します。
例えば、午後からの練習で朝寝坊して、1日2食になってしまう選手が出てきてしまします。
ポイントは、普段からの生活をいかに継続させていくかです。
仮に、朝寝坊してしまいご飯を欠食してしまった日は、補食などをうまく入れて運動分のエネルギーをまかなっていくようにしましょう。
2)暴飲暴食に気を付ける
クリスマスやお正月などイベントごとがたくさんある時期です。
「暴飲暴食で体重が増えました」と言ってくる選手も少なくはありません。
この時期の食事の乱れには気を付けましょう。
だたみんなで食事を楽しむこともすごく大事なポイントです。
食べすぎた場合は次の日にリセットさせるなどの工夫が大切になります。
夜ご飯を食べすぎて、食欲のない朝はスムージーなどの流動食で内臓を休ませるのも良いです。
また、野菜不足の食事をしてしまったら、翌日は意識するなど1週間ほどのトータルバランスで考えていきましょう。
3)甘い液体に気を付ける
家にいる時間が多くなると、甘いジュースや炭酸飲料類の量が増える学生が多いです。
普段学校にいると、水やお茶や牛乳などを飲むことがほとんどだった生活が、冬休みに入ると冷蔵庫から自由に飲み物を飲める環境になります。
甘い液体は、砂糖が主になっていることが多く、しかもジュースのように流動のため、身体に吸収されるスピードも速く、血糖値もいきなり上昇します。
身体の小さな子どもであればあるほど、血糖値が急上昇するため、それを下げようとするインスリンというホルモンが分泌されます。
すると、今度はインスリンの働きで一気に血糖値が下がり低血糖の原因になります。
子どもは血糖値を一定に保つための内臓機能が未熟なので、低血糖症になりやすいのです。
それを1日何回も繰り返しがちなので気を付けていきましょう。
低血糖は、
・疲れやすくなる
・集中力が途切れてぼーとする
・理由もなくイライラしたりする
・精神不安定
などに繋がりあまりよくはありません。
低血糖はコンディションを崩してしまう要因の1つに繋がります。
甘い液体は規制をしなくとも、1日どのくらいとルールを決めて、飲みすぎには注意していきましょう。
4)補食をしっかり徹底させること
学校がある日は、練習の時間も決まっていて、補食も準備がしやすいです。
ただ朝練がある、午後練がある、練習試合で1日中外にいるなど毎日違ったスケジュールだと、なかなか補食の準備も忘れがちです。
だからこそ、どんなスケジュールでも練習の前後はしっかり栄養補給をできる選手は、冬場の練習をうまく乗り切れていることが多いです。
糖質(米、パン、麺、果物など)とタンパク質(肉、魚、卵、大豆製品)を組み合わせて摂れるといいですね。
高校生以降になって身体も大きくなってきたらうまくプロテインなどの摂取も考えていってもいいですね。
コンビニで買える例であれば、
鮭おにぎりや卵サンドなどを食べてみたり、バナナと豆乳を組わせてみたり。
オレンジジュースやリンゴジュースのように流動のもので糖質を摂っても構いません。
毎日練習があるのなら、その日の疲れはその日に抜いて、次の日を迎えられるリカバリー方法を手に入れていきましょう。
まとめ
冬休みになると普段当たり前にやっていたことができなくなったり、リズムを崩しやすくなったりする選手が多いです。
ここでちょっとした意識を食事に向けていけると日々の積み重ねで大きな差が生まれます。
ぜひ意識してコンディションをいい状態にもっていきましょう。