知らなかったじゃ済まないドーピング!
最近は本当にドーピングを気にしてます
と言うのは、とあるJリーグのトレーナーさんです。
Jリーグだけでなく、プロバスケットボールチームやプロラグビーチームのトレーナーさんも同じことを言います。
それだけ、ここ数年ドーピングの話題が海外だけでなく、日本国内でも耳にするようになりました。
Jリーガーのドーピング
例えば・・・
2016年には日本国内でもJリーグのサッカー選手が日本アンチドーピング機構(JADA)のドーピング検査で陽性となり、試合出場停止処分を受けました。
>>>毎日新聞様の記事
自分はドーピングしないから大丈夫!ではない。
アスリートであればドーピングがいけない事だと誰もが認識していると思います。
特に日本の選手はこの記事を読んでこう心の中で呟く選手が多いと思います。
自分は大丈夫!そんな悪いことしないし、スポーツマンシップにしたがって正々堂々勝負します!
しかし、どれだけ自分は禁止物質を口にしない!と誓っていたとしても、ドーピング違反を起こしてしまうリスクがあるのが今の世の中です。
このようなドーピングのことを「うっかりドーピング」または「不注意によるドーピング」と言われます。
故意にやろうが、故意じゃなかろうが、ドーピングはドーピングです。たった一回の過ちで、これまで苦しい練習に耐え目指してきた夢はもちろん、選手生命ですら一瞬にして失う可能性がある恐ろしいことです。
身近なうっかりドーピング
実際の話です。
日本自転車競技連盟が公式スポンサー契約を結ぶ健康食品企業様が提供していた健康食品から世界アンチドーピング機構(WADA)が禁止するたんぱく同化ステロイドが検出されました。(英国LGC社の分析結果)
選手からすると、連盟公式スポンサーである企業の商品であり業界では認知度があり、日常的に使用される身近な存在であった故に、知らず知らずのうちに口にしてもおかしくない状況ですよね。
これがまさに
「うっかりドーピング」です。
驚きの「うっかりドーピング」事例
ここまできたら何も食べられなくなりそう・・・。
2016年9月にメキシコで開催された国際ゴルフ連盟による世界アマチュアゴルフチーム選手権にて出場したスイスの男子選手がドーピング検査で陽性反応となり、失格処分となりました。彼から検出された禁止物質は「クレンブデロール」と言う筋肉増加、体脂肪減少につながる禁止物質です。
実はこの禁止物質の出所が驚きです。
それは、サプリメントではなく食肉です。
お肉に禁止物質が含まれているかもしれない?
実は、豚肉などの畜産農家ではお肉の質を考慮して脂肪分の少ない赤身肉を作り出すために、食用の豚に違法でクレンブデロールを投与して豚の脂肪分を減らすなどの行為が行われるケースがあるそうです。
知らずに食べたお肉に含まれていたとなるとケアのしようがありません・・・。もちろん、オリンピクや国際大会などでは、主催団体や連盟が指定するレストランでの食事を行うように言われていますが、普段の生活の中ではリスクだらけと言うことになりかねません。それくらい、実はアスリートの周りには「うっかりドーピング」のリスクは潜んでいるってことです。
自分に出来るドーピング対策
特に、普段口にするサプリメントに関しては注意が必要です。
一番安心なのは、しっかりと禁止物質に関するスクリーニング検査が実施されているものを選ぶことです。
サプリメントの裏面に書かれている原材料名の表記だけを見て禁止物質が入っていないと判断するのはあまりにも危険です。
先ほどご紹介したドーピング事例のように、禁止物質を故意に入れたサプリメントを製造しているスポーツサプリメントメーカーなんていません。
製造工程の中で何らかの原因で混入してしまっていたり、元々の成分や配合内容との反応で発生してしまっていたりと、サプリメントメーカーでさえも、検査をしてみないとわからないと言うのが現状です。
ドーピングから身を守るのは選手自身
選手の自己責任の元、口にするものを選択しなければならないのです。その意識をしっかりと持って、世界でクリーンに戦える選手が沢山出てくればいいなと思います。
サプリメントメーカーが取り組むべきこと
とわ言え、選手の自己責任だからといって、スポーツサプリメントを提供するメーカーは責任がないのか?と言うとそうじゃないと思います。
世界で戦う選手の役に立ちたいと願い作られた製品であれば、世界で戦う選手を守る製品でもある必要があると思います。
だから、選手が安心して口にできる製品を提供することも、私たちサプリメントメーカーのやるべきことだと思います。
ドーピング検査実施してます
弊社ではドーピング検査を実施したサプリメントとして、沢山のアスリートに愛用いただいてます。
国際的なドーピング分析機関である第三機関にて製造ロット毎に禁止物質のスクリーニング検査を実施し、禁止物質が含まれていないことを確認してから商品を市場へ流通させております。
よりクリーンなスポーツ業界を目指して!

【選手実績】全国高校サッカー選手権大会ベスト16・関東大学サッカー1部リーグ【講演実績】高校サッカーチーム・ラグビートップリーグチーム・ゴールドジム・その他、多数トレーニングジム、チーム、団体