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【疲労を回復できない人へ】食べていても栄養不足が原因かもしれない
2018.09.14(更新日2019.09.17)


 

えっ?
めっちゃご飯食べてるのに
栄養足りていないってどういう事?

 

疲労が抜けなくて悩んでいる人の中には、疲労を回復するための栄養が足りていないタイプの人がいます。

 

本人はしっかりとご飯を食べているので栄養は十分たりていると思っていますが、足りていないケースがあるのです。

 

そして、こういう人ほど、真面目で努力家で、食事もトレーニングもしっかりされてたりします。

 

ちょっとした事で、結果に影響が出てしまっている事がる。

 

これはとても残念な事なので、自分と当てはまる部分がある人は是非このまま読んでみてください。

 

食べてるのに栄養が足りない

そもそも、これは一体どういう事なのか?

 

栄養の採血検査を行っているクリニックのお話を簡単にご紹介します。

栄養不足の原因の1つとして、消化能力不足があると言います。

必要な量の食事を食べたとしても、消化能力が不足しているために、食べたものからしっかりと栄養を体内に取り込むことができず、栄養不足になってしまっている状態だそうです。

これが、意外と多いと言います。

 

つまり、本人は食べている、摂っているつもりでも、体内では処理しきれずに、栄養素を吸収できずにいるため、栄養が不足してしまうのです。

 

この事実を知っているのと知らないのとでは、自分のコンディショニングに大きな影響を与えます。

 

要因がわかれば疲労回復の対策が変わる

疲労が抜けない要因が、しっかり食事をしているにも関わらず、栄養が不足している状態である可能性が考えられる場合。

今までは、疲労が抜けないから、
「もっと食事量増やそう」
「グルコサミンを摂ってみよう」
「このプロテイン飲んでみよう」

 

など、疲労を回復させてくれる栄養素の補給を増やす考え方が一般的ですよね。

 

でも、栄養が吸収できていない事が問題で栄養不足が考えられる場合、吸収できない状態で疲労回復に良いと言われている栄養素を追加で摂っても意味がないことは容易に理解できます。

 

つまり

疲労回復のための1番の課題は「消化・吸収能力を高める対策だという結論になります。

 

見方が変われば対策が変わる

いかがだったでしょうか?

これまで何気なく疲労回復に対してアプローチをしてきた人も多いと思いますが、疲労が回復されない理由を幅広い視点で考える事で、やるべき対策の幅も広がってきます。

 

疲労回復で悩まれている方は是非一度、「消化・吸収」の視点からアプローチしてみてはいかがでしょうか?

 

 

消化吸収に関する情報・対策はこちらの記事を参考にしてみてください。

(1)吸収されたもので体は作られる

(2)疲労を回復させる技術!

(3)プロサッカー選手の「消化ケア」

 

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