今回はクロール動作の中からプル動作時の体の安定を覚えるためのインチワームトレーニングをご紹介します。
入水時から体の真下までのプル動作をイメージしながら肩甲骨の位置と体幹の連動を確認しながら行なっていきましょう!
今回のトレーニングでも肩甲帯の安定を意識したプランク姿勢が重要になってきますので、以前ご紹介した肩甲骨の正しい位置の作り方と正しい姿勢でのプランクトレーニングの記事を事前に確認してから行ってみてくださいね!
トレーニングの方法
肩甲帯・腹筋群・臀部・大腿前部を活性化させ、4点で自身の身体をサンドイッチするようなイメージを持ち、頭頂部から足の踝までのラインが、奇麗な一直線の線で結べるようにプランク姿勢を作っていきます。
このプランク姿勢から、お尻を上へ持ち上げていくようにして、腰から手までのラインが真っすぐになる姿勢を作ります。この姿勢を作っていく時に、腕の付け根から動作が起きていることをしっかり確認しながら行ないましょう。
この動作の繰り返しです。
ポイント
動作時には、肩関節の動きも意識しながら行い、プランク姿勢に戻った時に肩甲骨の位置が正しいポジションにくるようにしましょう。
注意したいのは、肩がすくむ様な動きや腰が反った姿勢にならない事です。
特に、力んでしまうと腕に力が入ったり、肩に力が入って肩がすくんでしまいがちなので、肩甲骨の正しい位置の作り方で学んだように、肩甲骨を下制、内転させた状態で、肩甲帯で支える意識で行いましょう!
※泳ぎの技術には諸説あり、アプローチの方法もいくつも存在します。このサイトで紹介した情報が全てではありませんので、予めご承知置きのうえ、参考にしていただけましたら幸いです。