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【陸上で安定したローテーション動作を養おう】ソラシックローテーション側臥位
2018.02.26

 

今回はクロールや背泳ぎで大切な、胸椎ローテーションのエクササイズをご紹介します。

クロールでいうとローテーション動作のとき、姿勢を安定させるためには、身体が傾いた状態でも、キックは水底方向へ強く蹴り込むことが大切です。

胸椎回旋の可動域が小さいとローテーション動作の際に、上半身の傾きに下半身(骨盤)が連れられて大きく傾き過ぎてしまうことが考えられます。このような状態だと、キックを水底方向へ打ち込むことが困難になり、コアが不安定になりやすく、泳ぎがブレる原因の一つとなってしまいます

安定した泳姿勢をつくるためにも可動域を広げる努力をすること。そして、エクササイズ中には実際のローテーション動作を意識して取り組んでいきましょう!

 

トレーニングの方法

写真のように地面に横向きになり、股関節、膝関節を90度に曲げます。

両膝の間に小さなボールやクッションなどを挟むとやりやすくなりますよ。

上半身をゆっくり回旋させて胸を開いていきますが、骨盤が一緒に傾いたり、膝が開いたりしないように注意し、下半身を安定させておこなうようにしましょう。

 

まとめ

今回紹介したような脊柱回旋のエクササイズを取り入れて、その可動性を高めておくことが、より速く、より美しく泳ぐための要素の一つになります。

下半身を安定させた状態で、上半身をダイナミックに動かすことができるようになって、効率の良い泳ぎ(動作)を水中で体現できるように、しっかり取り組んでくださいね。

 

今回の陸上トレーニングと一緒に「キックで安定した姿勢を作ろう!(2)クォーターサイドキック」の記事を読んでみてください。

陸上トレーニングと水中でのローテーションのイメージがリンクしやすくなりますよ!

 

 

 

※泳ぎの技術には諸説あり、アプローチの方法もいくつも存在します。このサイトで紹介した情報が全てではありませんので、予めご承知置きのうえ、参考にしていただけましたら幸いです。

 

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元200m自由形日本記録保持者/元400m・800mリレー日本記録メンバー/1998年アジア大会金メダルリスト/2001年福岡世界選手権ファイナリスト/1993〜2015年まで23年連続日本選手権(2011年代表選考会を加算)に出場/40歳を過ぎた現在でも未だ日本の第一線で活躍中の鉄人スイマー/全国各地でスイムクリニックや研修会の講師を務め、ジュニアからマスターズスイマー、トップアスリートまで幅広く指導
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