シュート練習、ドリブル練習、パス練習
この言葉だけを見れば、どんなプレーの強化に繋がるのか想像できる。
筋トレ、食事、睡眠
一方で、この言葉だけでどんなプレーの強化に繋がるのか?
具体的なプレーシーンまで想像できる人はいないのではないだろうか。
間接的な取り組みもドリブル強化に繋がる
サッカーから距離が生まれれば生まれるほど、意識が薄れがちになる。
筋トレや食事、睡眠はとても大切な事だが、サッカーとは少し距離がある。
食事がしっかり取れていればドリブルが上手くなるわけではない。
睡眠の質が良いからといってドリブルが上手くなるわけではない。
でも、食事も睡眠も質が良ければ、翌日のトレーニングへ向かうコンディショニングが良くなる。
トレーニングに入るコンディションが良ければ、質の良いトレーニングができるし、強度の高いトレーニングに挑戦することだってできる。
ドリブルのスキルを高める取り組みがしっかりとできるようになる。
間接的ではあるが、食事や睡眠だって、ドリブルのスキルアップに繋がる。
でも、私たちは、プレーから離れ、ピッチから離れれば離れる程、意識が薄くなりがちになる。
サッカーとリンクさせるイメージが大切
オンザピッチもオフザピッチも常に選手としてプレーのことを意識して生活している選手も多いと思うが、慣れてくるとついつい漠然とした行動になってしまう。
例えば「筋トレ」
漠然とスクワットやベンチプレス、腹筋、体幹を鍛える選手は多い。
だが、筋トレがプレーとリンクしながら取り組んでいなければ、継続するモチベーションが湧いてこない。
僕の場合はそうだった。
この筋トレの成果をどのようにピッチで評価するのか?
あの筋トレの成果が、今日のあの局面でのボールの奪い合いで出た。
そう感じられるものでなければいけないと思うし、筋トレがどのプレーにリンクするのかもイメージできていたい。
食事や睡眠にしてもそうだと思う。
筋トレよりもさらにプレーシーンとのリンクは難しくなるが、例えば、体脂肪を落とす食事、疲労回復のための睡眠。
どんなプレーをするために体脂肪を落としたいのか?
どんなトレーニングやプレーをするために疲労を回復したいのか?
常にサッカーのことを考えるのであれば、常にプレーシーに近いところへリンクさせていきたい。
サッカー選手としては、良いプレーができること。
それがもっとも面白い。
と僕は思う。
そのために、きつい練習や筋トレ、食事、睡眠に意識を配る。
だから
どれだけプレーシーンから離れようと、サッカーのプレーにリンクできる想像力を持っておくことは大切だと個人的に思っている。
以前、ご紹介した記事「筋トレを継続するための3つのコト」でも、クリスティアーノ・ロナウド選手の例を用いてご紹介した。
どうしても
食事やウエイトトレーニングへの取り組みが受け身になってしまうという悩みを聞きながら思ったことはそんなことでした。
睡眠の質も考え方次第で変わると思いますよ!
こちらも参考にしてみてくださいね。
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