量と質の問題。
「量」を積み重ねる事が「出来る」という事は武器になる。
ふと気がつけばアスリートコレクションをリリースしてから1年3ヶ月が過ぎ、累計で207件の記事を書いていた。
日にちに換算すると2.2日に1回記事を書いている計算。
量と質について
量と質の問題について問われることが、スポーツの世界でもビジネスの世界でもある。
冒頭に紹介したのは量の話。
僕がこの1年3ヶ月でどれだけの記事を書いてきたか。
2.2日に1記事書いてきた。
恐らく、サッカーのトレーニングに関する記事を書いているという枠に限定すれば日本でも上位に入る量をこなしているのではないだろうか?
僕の記事が読まれるようになって、ツイッターでも多くの方から反応をもらえるようになった要因の1つに、この圧倒的な記事の量があると思っている。
そして、
この記事の量を可能にしたのは習慣。
このメディアを始める前に、1週間にこれだけ記事を書くというのを設定して必ず守ることを意識しながら書いてきた。
もちろん、メディアを立ち上げた当初は、毎日のように記事を書いていた。
今では週2回の頻度で書いている。
僕の生活の中には、アスコレの記事を書くことが習慣化されている。
どんなに時間がなくても、このノルマを守るために、隙間時間を利用して記事ネタを集め、工夫しながら記事を書いてきた。
その結果として
少しずつ見てもらえるようになってきた。
もちろん他にも見てもらう工夫は沢山しているが、僕が持っている圧倒的特徴はこの記事の数だと言っても過言ではない。
つまり「量」が大切という事。
サッカーに置き換えるとどうなるか?
毎日100本のシュート練習を行ってきた。
年間36500本のシュート練習、この圧倒的な量が評価につながるか?というとそうではない。
年間36500本のシュート練習をしたからレギュラーになれるかと言ったらそうではない。
サッカーにおいて「量」自体は意味をなさない。
が、しかし
「量」を積み重ねる事が「出来る」という事は武器になる。
年間36500本のシュート練習をこなすには、こなせるだけの体づくりが必要だ。
体のメンテナンスも欠かせない。
量をこなせるだけで
圧倒的に優位な状態に立つことができる。
チャンスのバッターボックスに立ち、経験を積み、成長できるのだ。
その中で、質が見えてくると僕は思っている。
日本人は練習しすぎだ。
「量」に関してはいろんな意見がある。
大切なのは、量をこなすなら、量をこなすための準備や術が出来ているかどうかが大切なのではないだろうか?
体が出来ていない状態で、食事面のケアやアフターケアもない状態で、無理やり膨大な量のトレーニングを積めば体は壊れてしまうのは誰だって想像できる。
そうじゃなくて、量をこなすことができる術を学び、その時やり切れる体づくりと準備のレベルに目を向け、向上させていくことが大切なのではないだろうか。
僕の記事で言えば、習慣化した事、隙間時間を活用して記事ネタを集めた事など、継続するために工夫をしてきた。
それ故に、量をこなす事が出来た。
サッカーでも「量」をこなす事はすごい事
サッカーでも練習量をこなすには
それなりの準備が必要。
その準備が出来ていない選手はそれに応じた練習量(負荷)しか出来ないと言う事。
たとえその練習量(負荷)を望んでも出来ない。
とは言え、量をこなす上で、注意しなければならない事もある。
毎日ダッシュ100本やればプロになれるかと言われればそうじゃない。
毎日靴を磨いていればプロになれるかと言われればそうじゃない。
量をこなすなら、それが結果に繋がるものでなければ意味がないと言うことを前提にしておいて欲しい。
そしてももう一つ大切なのが、体づくり。
練習に耐えられる体づくりが欠かせない。
アスリートコレクション の記事数を見てふと思った事はそんな事でした。
いつも読んでいただきありがとうございます。
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