SNSの世界には非常に多くの情報や商品があふれて、スポーツ選手で言えば、人気の商品やトレーニングなど様々な情報があり、とても恵まれている環境でもあり、裏を返せば迷いを産み、行動できない、を生みやすい環境になったと言われています。
そんな中で
「一流選手がやっている事が必ずしも自分にとっての正解ではない」
という話を聞いたことがある方も多いと思います。
今日は、このことについて、考えながら、最終的に「情報のパーソナライズ化」する能力がより大切だということを改めて書いてみました。
良かったら読んでみてください。
やるべきコトが明確な時は、行動が常に起こると思うのですが、やるべきコトが無い時、わからない時はどうすればいいのか?と悩むケースがあります。
そんな時はついつい、ヒントとなる情報を読みあさったりするのですが、外の情報だけに目を向けていると、目の前を大量に流れる情報の滝をただその場に立ち尽くし眺めるだけで、気がつけば全くその場から動かずに時間だけが経過していた。なんてケースがあります。
そんな時は、内側の情報を求めに行った方が良さそうです。
情報を外に求めるのではなく、内側に求める
どう言うことかと言うと、自分と向き合うということです。
今の自分の状況を知ることや、自分の長所、短所、好き、嫌いを知ることで、目の前を流れる情報の見え方が変わってきます。
つまり、自分の事をより深く知る事で、自分というフィルターを通して情報を捉えることができれば、より自分に合った情報の選択を行う「選択の質」が高まるのではないかと思ってます。
極端な例ですが、身長180cmの人が身長を伸ばすための情報には目もくれないのは、自分がこれ以上身長を求めていないからであり、自分が背が高いことを知っているからです。
そんなの当たり前と思われるかもしれませんが、もしこれが身長ではなく、目に見えない特徴で合ったり、能力で合った場合、自分でも気がついていないケースは多く存在しているのではないかと思います。
そうした場合、意外と「自分を知らない」というケースが起こると思っています。
選ぶという行為は自分を知ることにつながる
では「内側に情報を求める」「自分を知る」にはどうすれば良いのか?
日々の選択の中で自分の情報を集める癖をくけることだと思っています。
例えば、
食事を選ぶという行為は、食べたいものを選ぶというのは、ある意味自分の体や脳が今欲しているものの情報だと思います。
食べるべきものを選ぶといいうのは、自分の疲労度合いを理解したり、自分が目指すゴールを見据えてやるべきことを理解したり、その上で、何を食べるか?の判断になります。
つまり、何かを選んだ時、なぜそれを選んだのか?自分の行動を情報として取り入れていくと、自分のことをもっと知るきっかけになると思います。
もっと言えば、何かを選んだ時や何かを実施した時、何かを感じた時、喜んだ時など、自分の感情や体の反応を自分を知る情報として捉えていくことです。
まとめ
情報がたくさんあふれている時代はどうしても外へ情報を求める時間と機会が多くなってしまいます。
そんな時ほど、個人と向き合う時間を大切して、自分のフィルターの制度を上げて、そのと情報を掴みにいく方がより自分に合った情報になりそうです。
この細かな作業の連続が情報のパーソナライズ化だと思います。
以上、僕が書いた記事はこちらに纏めてあります。
良かったら他の記事も読んでみてください。
>>>https://www.athlete-collection.com/team-ac/kansei-nakade/
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