サッカー選手のセカンドキャリアについて、僕の目線で書いてみた。
サッカー選手は夢のある職業だ!
なれるものなら「なりたい」と僕は思う。
一方で、現実は選手生命も短く、潰しがきかない、セカンドキャリアの形成が難しい職業といわれている。
だから、今の選手は現役選手でありながら引退後のことを考えてプレーをしなければならない。
じゃー自分がもし、その立場にあるとしたら引退後のことを考えてプレーできただろうか?
僕は自信がない。
僕はセカンドキャリアを考えてプレーできなかった
今やJリーグはJ3まで裾野が広がり、Jリーガーの選手が一昔前よりも確実に増えた。一方で、突きつけられている現実は理想とはかけ離れたフリーターレベルの給料でプレーを続ける選手たちの生活環境と引退後のセカンドキャリア問題。
冒頭で、なぜ、僕は自信がないと言ったのかというと
僕もプロを目指し大学までサッカーに打ち込んだ人間だからだ。
当時の僕は、全てをサッカーに捧げていた。
学校の単位は早々に取り終え、4年生の最後までサッカーに打ち込める環境を作り。
就職活動は逃げ道になると考えしなかった。
大学卒業までJリーグにトライしていた。
この時の自分に置き換えて考えた時
上を目指そうとしている選手に、「引退後のことを考えて行動する」というのは選択肢として上げづらい。
僕が就職活動を行わなかったように。
ネガティブな発想と捉えてしまうからだ。
ビジネスをしている今なら違う発想ができるかもしれない
一般的には、若い選手の間にセカンドキャリアを考慮してビジネスマナーやスキルの形成、広い情報や視野を持った方がいい。僕もそう思う!
でも、実際の選手の立場としては「サッカーで現状を打破したい!」が一番の優先順位にくる。
ビジネススキルは必要だがベクトルが合わない。引退後のことを考えたネガティブな発想となってしまう。
僕は後輩のJリーガーからセカンドキャリアに関する相談を受けることもあるが、実際プロを経験したわけじゃないので想像でしかない。
ただ、ビジネスマンとしてみた時に感じることがある。
サッカー選手も商品も価値がなければならない
サッカー選手として価値を見出すには何が必要なのか?
を考えることが1つ大切だと思う。
サッカー選手としてパフォーマンスをUPさせることは最低条件であり、誰もが行う。
企業が作る商品も同じ。
商品の性能をアップさせることは最低条件であり、どの企業も行う。
今の時代は良い物があふれ、スペックだけでは差別化が難しくなってきている。
サッカー選手もそうだ。
J3ができて裾野が広がり、上手い選手は沢山生まれている。
その中で、いかに価値を生み出していくのか?
が大切だと思う。
例えばこんな価値
(※あえて、プレーから大きく離れた目線から)
◆集客力がある。
◆SNSのフォロワーが多い。
◆コミュニケーション能力がある。
◆自己PRが上手い。
◆交渉力がある。
SNSの人気や集客力はクラブ経営に欠かせないチケット収益に少なからず繋がる。
個人としてファンがいて集客できるというのは魅力のある選手だと思う。
コミュニケーション能力は、自分のプレーを生かす上でも欠かせない、それ以外にも監督の戦術理解能力や、ファンを増やす意味でも欠かせない。
自己PR、交渉力、は自分をクラブに対してどう売り込むのか?
どのような条件を勝ち取るのか?
選手生命に関わる大きなポイント。
と同時に自己PR力は自己分析が伴い、プレーの中で、どうすればストロングポイントを生かすことができるのか?という発想にも繋がってくると思う。
まとめ
ビジネス目線に随分と寄ってしまったが、あえてプレーから遠く離れた視点から価値を考えてみた。
一見関係ないような事も、選手としてのレベルアップに欠かせない要素に繋がると思うし、繋げて行く事で、「選手としてもっと上にいきたい」という気持ちのベクトルに合わせに行く発想が必要だと思う。
それはネガティブな発想からポジティブな発想に変わり、結果的にセカンドキャリアを考えてプレーすることに繋がると思う。
とわ言え、僕はJリーガーではないので本質はわからない。
決して、Jリーガーの選手に対して偉そうなことを言うつもりもない。
むしろ、自分がなれなかった職業を手にした選手達をリスペクトをしているし、夢のある職業であって欲しいと思いう。
サッカー選手のセカンドキャリアに対して今現在の僕の頭の中にある事を文字に起こしてみた。
プロサッカー選手とも何か面白い仕事をしてみたい。
僕の過去ブログは僕の公式Facebookページにアップしてますよ。
>>>https://www.facebook.com/kansei.nakade.official/
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